薬味で楽しむ鍋料理
2017/01/23
鍋料理に欠かせない薬味ですが、いつも変わりなくワンパターンに陥っていませんか?
鍋料理がいつもと同じでも、薬味の内容を変えるだけで味の印象がガラリと変わるかもしれません。あなたも、新しい薬味を見つけてください。
定番の薬味にプラスαで新しい味
薬味とは、「料理に添えて用い、味を引き立て食欲をそそる香辛料や香辛野菜」(デジタル大辞泉より)のことです。
鍋料理の代表的な薬味といえば、大根おろし、ねぎ、唐辛子、しょうが、にんにく、ゴマ、ゆずといったところでしょうか。最近では、柚子胡椒や豆板醤も人気がありますね。定番の薬味も、おろし方や刻み方を変えると、味わいも変わります。
好きな食材でオリジナルの薬味を
たとえば、いつもの寄せ鍋や水炊きも、薬味を変えるだけでエスニック風味に変わります。
たれもナンプラーやニョクマム、ごま油、チリソースなどを使って。洋風の鍋料理なら、パセリ、セロリの葉、バジル、オレガノ、粉チーズ(パルミジャーノ)などを加えることで、おいしさがアップします。
とろろ昆布を細かくほぐして。カレー鍋にも意外に合います。
食感がよく、独特の発酵味を楽しめるザーサイを細かく刻んで。
意外にいろいろな鍋料理に合う青のり。試してみてください。
ピクルスやオリーブを細かく刻んで、洋風や醤油味の鍋にプラス。
パクチーは葉を摘み茎はみじん切り。根は鍋に入れると風味が増します。
干しえびは手で千切ったり包丁で叩いたり。野菜にかけるとうま味がアップ。
くるみやアーモンド、へーゼルナッツ、ピーナッツなどを細かく刻んで。
クミンシード、またはカレー粉を加えるといきなりエスニック風味に。
韓国料理によく使われるえごまの葉は、手で大きめにちぎって。