正確な発祥時期はわかっていませんが、1990年代ごろから韓国の街角でよく見かけるようになったラッポッキ(라볶이:ラーメン炒め)。安価で手軽に作れるフュージョン料理として庶民の人気を集め、今や国民的ファストフード、さらにはコリアン・ソウルフードとまで言われるようになりました。
ラポッキのラはラミョン(라면:ラーメン)のラ、ポッキ(볶이)は炒めものを意味します。
もとより、1950年代ごろ生まれて一躍屋台料理のトップに躍り出たトッポッキ(떡볶이:棒餅の甘辛炒め)と、これまた庶民の軽食、ラミョンすなわちインスタントラーメンを掛け合わせた、いわば人気二乗の生誕歴を持つファストフードこそがラポッキなのです。
ラポッキの魅力
トッポッキの一形態として始まったラポッキは、その独特な後を引く美味しさから、さまざまな具と味のヴァリエーションで瞬く間に人気の食べ物となりました。屋台料理として、またプンシッチョム(분식점:粉食店)と呼ばれる軽食ファストフード店の定番メニューとして、あるいはお酒のおつまみに、子どものおやつに、受験生の夜食に... と驚くべき汎用性を持つ軽食として、ラポッキは確固たる位置を築いてきました。
ラポッキ身近な材料で手軽に作れるファストフードであると同時に、ソースの配合や具材をひと工夫すれば、自分好みの料理に仕上げて楽しむこともできます。